確かに、この映画を見ればあの灯台に行ってみたくなります 『悪人』

監督　李相日
脚本　吉田修一

出演　妻夫木聡　深津絵里　満島ひかり

吉田修一原作のベストセラー小説を映画化。
作者自身が脚本も手がけていますが、そのためか、思い入れが強いだけのストーリー展開になってしまった残念な作品。

とはいえ、興行収入約20億円というヒット作だけに、ロケ地めぐりも盛んなようで、特に物語の終焉を迎える大瀬崎灯台（長崎県五島市）には多くの人が訪れ、一躍観光地になってようです。

また、ロケ地マップも作成され、各県の観光案内所で配布されていたようです。　見本


九州北部３県という広域のロケですが、実際には、映画の中で仕事が終わってから長崎--福岡間を往復しているようなシーンもあるように、車があればロケ地めぐりができない広さではありません。

ただ、地方ロケが中心の作品にしては、灯台以外に印象的な映像がなかったのが残念です。

福岡県フィルムコミッション
佐賀県フィルムコミッション
長崎県フィルムコミッション

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