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この協力しているフィルムコミッションの数に驚愕 『風が強く吹いている』 [映画ロケ地紹介]

風が強く吹いている [DVD]監督  大森寿美男
脚本  大森寿美男

出演  小出恵介 林遣都


箱根駅伝を舞台にした三浦しをんの小説を映画化。


箱根駅伝を目指す弱小陸上部に入った高校陸上のエリート選手が、『たすきをつなぐ』という信頼に気づいてゆく青春ドラマ。

この作品、北九州フィルムコミッションを筆頭に、福岡フィルムコミッション、大分フィルムコミッション、信州上田フィルムコミッション、立川フィルムコミッションなどなど、21のフィルムコミッションの協力で撮影された作品ですが、その理由は『ロケ地』にありました。

この作品のメインは箱根駅伝のレースシーン。そう、箱根駅伝のコースは『国道1号線』なんです。

さすがに国道1号線でのロケは警察の許可が下りなかったそうで、そのために、日本を代表するフィルムコミッションの北九州フィルムコミッションに依頼したようです。

しかし、ロケ実績が豊富な北九州フィルムコミッションでも、箱根駅伝を再現するとなると大変なようで、北九州市役所のサイトに「今回の撮影では、地元警察に対して粘り強い交渉を行い」という文章で、このロケの紹介がされているほど。

また、沿道の観客エキストラの数だけでも大変なもので、いくつものフィルムコミッションで、エキストラ募集をかけ、総数3万人との情報もあるほどです。

ロケに関しては、舞台となる大学は北九州市にある『九州共立大学』。

駅伝シーンは、北九州市、福岡市、大分市と九州各地でロケを行い、予選会の昭和記念公園や、鶴見、小田原、芦ノ湖といった有名中継地点は実際の場所でロケをしています。

ともかく、映画を作るという情熱が、このロケ地からだけでも伝わってくるすばらしい作品です。


劇場地図を描こう劇場のある街がん治郎とたろくろのマップハウス
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