建物が、揺れ動く心を教えてくれるロケ地に行きたくなる映画 『恋するマドリ』 [映画ロケ地紹介]
監督 大九明子
脚本 筧昌也
出演 新垣結衣
松田龍平
菊地凛子
新垣結衣の映画初主演作『恋するマドリ』。
初めての一人暮らしをすることになった主人公が、“引越しという偶然によってチョッと切ない恋をするというお話。
引越しがきっかけというくらいですから、ロケ地が重要になるのは当然。
最初にガッキーと菊地凛子が入れ替わって住む平屋は、国立にある、米軍家族用につくられた賃貸住宅。
このあたりは、旧米軍立川基地があったために『ハウス』と呼ばれる古いアメリカ風の平屋建てられていて、他の作品などのロケにも使われています。
そして、引越し先で松田龍平の住むマンションに入居することとなのですが、こちらは中目黒にあった建物。
既に取り壊されていますが、上下の部屋のベランダが、いい具合に重なり合い、印象的なオープニングを演出してくれますが、クライマックスでも、上下で会話をするという、なんとも雰囲気のある場面を演出しくれる建物です。
劇中、何度も映る橋は、品川浦の船だまりに架かる北品川橋。
船だまりの正式名称は『高浜運河』というのですが、江戸時代には江戸前の海へと続いていた水辺の風景と、その向こうに見える高層ビルとのアンバランスな眺めが、主人公の揺れる心を表している、絶妙なロケ地。
そうそう、劇中に出てくる『おもち』は、近くの北品川商店街にある桝翁軒(ますおうけん)という和菓子屋さんの『翁もち』という和菓子だそうです。
この作品は冬の時期に撮影されていたのですが、ラストシーンのためだけに、春に撮影が行われました。
その理由が、目黒川沿い咲く桜を映すため。
中目黒はロケ地としては大変有名な場所なのですが、なぜか目黒川の桜が画面に映っている作品は少なく、この作品は、本当の目黒川の魅力を伝えてくれる数少ない作品となっています。
脚本 筧昌也
出演 新垣結衣
松田龍平
菊地凛子
新垣結衣の映画初主演作『恋するマドリ』。
初めての一人暮らしをすることになった主人公が、“引越しという偶然によってチョッと切ない恋をするというお話。
引越しがきっかけというくらいですから、ロケ地が重要になるのは当然。
最初にガッキーと菊地凛子が入れ替わって住む平屋は、国立にある、米軍家族用につくられた賃貸住宅。
このあたりは、旧米軍立川基地があったために『ハウス』と呼ばれる古いアメリカ風の平屋建てられていて、他の作品などのロケにも使われています。
そして、引越し先で松田龍平の住むマンションに入居することとなのですが、こちらは中目黒にあった建物。
既に取り壊されていますが、上下の部屋のベランダが、いい具合に重なり合い、印象的なオープニングを演出してくれますが、クライマックスでも、上下で会話をするという、なんとも雰囲気のある場面を演出しくれる建物です。
劇中、何度も映る橋は、品川浦の船だまりに架かる北品川橋。
船だまりの正式名称は『高浜運河』というのですが、江戸時代には江戸前の海へと続いていた水辺の風景と、その向こうに見える高層ビルとのアンバランスな眺めが、主人公の揺れる心を表している、絶妙なロケ地。
そうそう、劇中に出てくる『おもち』は、近くの北品川商店街にある桝翁軒(ますおうけん)という和菓子屋さんの『翁もち』という和菓子だそうです。
この作品は冬の時期に撮影されていたのですが、ラストシーンのためだけに、春に撮影が行われました。
その理由が、目黒川沿い咲く桜を映すため。
中目黒はロケ地としては大変有名な場所なのですが、なぜか目黒川の桜が画面に映っている作品は少なく、この作品は、本当の目黒川の魅力を伝えてくれる数少ない作品となっています。
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