堤監督にはめずらしく、ロケ地が印象的な作品 『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』 [映画ロケ地紹介]
監督 堤幸彦
脚本 西荻弓絵
出演 中谷美紀 渡部篤郎
堤幸彦の名前を世に知らしめたドラマ『ケイゾク』の劇場版。
中谷美紀の演技はほんとに光っていますが、同じように堤作品でブレイクした仲間由紀恵とは違った道を歩んでいますね。
堤監督はロケは好きなんですが、その暗さやザラつき感が好きなだけで、ロケ地を前面に出す演出はしない監督。
この映画も、主な舞台となる厄神島(やくじんしま)のロケは、沖縄県の宮古島で行われ、お城のようなホテルは、実際に宮古島にある『うえのドイツ文化村』という観光施設での撮影です。
まさにお城という形容詞がぴったりの建物ですが、それもそのはず、ドイツにあるマルクスブルク城をそのまま再現した『博愛記念館』という、うえのドイツ文化村のメイン施設。
あの建物だけでも雰囲気出してますよね。
ただし、ロケは外観やその周辺だけで、中はスタジオ撮影です。
もちろん、ロケ自体は1ヶ月近く滞在して行わたそうですから、他の砂浜や洞窟、ジャングル(?)は全て宮古島。
このロケ地に関しては、沖縄フィルムオフィスの『沖縄ロケ地巡りアプリ 』というサイトで写真などを見ることができます。
この映画、堤作品としてはロケ地が印象的な作品ですね。
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