サスペンスでありながら、意外と観光地でロケしてます 『MW/ムウ』 [映画ロケ地紹介]
監督 岩本仁志
脚本 大石哲也
出演 玉木宏 山田孝之
手塚治虫の漫画を原作としながらも、設定と主人公以外は映画オリジナルのストーリーで描かれた作品。
オープニングからクライムサスペンス調のアクションで始まりますが、いきなりタイでのロケのシーンが30分続き、チョッとあわててしまいましたが、このシーン以降は全編日本でのロケとなります。
ロケ地として印象的なのは、主人公の務める会社がある設定の丸の内界隈で、丸の内OAZO(オアゾ)の1階にある丸善書店がいきなり映りますし、あの産経ビルにある赤色リボンなども、ドラマの撮影で有名ですね。
教会は『撮影協力』でも2番目に名前が出てきますが『館林カトリック教会』。
渋谷の宮下公園近辺でもロケが行われていますが、それほど印象的なシーンではないですね。
※『銀行業界の隠語』がでてくるあのシーンです。
やはり、ロケ地として行ってみたいのは(行きたくない?)、あの首を切られる鮮烈なシーンの撮影された公園。
あの撮影は、浅草から佃島界隈までへと続く『隅田川テラス』で行われています。
画面には映っていませんが、ドラマロケの聖地『清洲橋』のすぐ近くで、多くのドラマでも撮影に使われた場所。
ただ、あの殺人現場となった場所はあまり見たことがありません。
予断ですが、この隅田川テラス。
計画では総延長46.9kmという埼玉県との境あたりまで作れられる予定のようで、実際、その『境』あたりに東京湾まで歩けるかのような描き方の散策マップが掲示されています。
でも、そんなところから東京湾まで歩くのは、散策ではなく『旅』ですね。
この物語の発端となる島のロケ地がわかればよかったのですが、これはさすがに見つけられませんでした。
サスペンス調の作品のため、ロケ地にあまり目が行きませんが、意外と定番でのロケの多いこの作品。
あのビルから本部長を突き落とす秋葉原のビルは、ドラマ『電車男』などもで使われた万世橋交差点にある『半田ビル』。
そう、ここも定番ロケ地ですね。
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