絶望的なラストを彩るロケ地が鮮烈な作品 『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』 [映画ロケ地紹介]
監督 大森立嗣
出演 松田翔太 高良健吾 安藤サクラ
先の見えない人生を歩く若者3人の逃避行を描いたロードムービー。
内容から、ロケ地で作品のワンシーンを思い出したり、街角に主人公の面影を見つけたりということは難しい作品ですし、あまりロケ地を重視した撮影も行われていません。
スタートは川口駅近くの高架下から始まりますが、北へ北へと向かう道のりも、どこかあっさりしたもの。
この作品で一番ロケ地が印象的なのは、クライマックスの絶望的なシーンで登場する野付半島の荒涼とした風景ではないでしょうか。
枯れた木の林は『ナラワラ』と呼ばれているそうで、この野付半島には、トドマツの森が海水に侵食され立ち枯れた『トドワラ』とミズナラの森が立ち枯れた『ナラワラ』とがあるそうですが、この『立ち枯れた』風景は、まさにこの作品のラストにピッタリです。
根室振興局 ロケ地ガイド
ちなみに、監督の大森立嗣は、俳優の大森南朋のお兄さんです。
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