戦闘シーン以外が心に残った戦争映画 『男たちのヤマト』 [映画ロケ地紹介]
監督 佐藤純彌
出演 反町隆史 中村獅童 松山ケンイチ 仲代達矢
辺見じゅんの『決定版 男たちの大和』を原作とした、終戦60周年を記念して制作された作品。
この作品のロケといえば、やはり広島県の尾道に作られた、原寸大の戦艦大和ロケセットが話題になりましたね。
艦首から艦橋付近までの190メートルが再現され、作品公開後は一般公開もされていたそうで、多くの方がブログに写真を掲載されています。
このセットは、2006年5月に解体されましたが、セットの一部は呉市にある『大和ミュージアム』に寄贈されているそういです。
ヤマト艦内のシーンと戦闘シーンがほとんどの本作ですが、ロケでは美しい映像を見せてくれています。
オープニングで出てくる漁港は、作品そのままの鹿児島県枕崎市の『枕崎漁港』。
そのあとの公園も、枕崎市の『火の神公園』で、なかなか風光明媚なところですね。
戦闘シーンが多く、血の赤ばかりが目立つさ作品にあって、違う赤が目立ったシーンがあったのを覚えていますか。
兵士たちが休日を過ごすために歩いてた赤レンガの町並みのシーン。
水兵の白い服と赤いレンガのコントラストは見事でした。
ここは、多くの作品でロケに使われている舞鶴の赤レンガ倉庫。
ほとんどのロケが呉市や福山市といった尾道の近隣で行われてるのですが、このシーンだけは、京都府舞鶴市。
ここには、『赤れんが博物館』なんていう場所もあって、ロケ地巡りにはうってつけです。
そして、是非行ってみたいロケ地は、母(高畑淳子)と息子(崎本大海)の別れのシーンで使われた街並みではないでしょうか。
ここは、福山市の鞆の浦で、映画『崖の上のポニョ』の舞台となった街としても有名なところ。
古い街並みと石畳の路地には、心が癒されます。
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