数年先の東京はこんな感じになるのでしょうか… 映画『プラチナデータ』 [映画ロケ地紹介]
監督 大友啓史
脚本 浜田秀哉
出演 二宮和也 豊川悦司 松雪泰子
原作は東野圭吾のミステリー小説。
まさにといえる東野圭吾テイストのストリーです。
この作品、二宮和也が逃走するということで、いろんな場所でロケが行われていますが、設定が近い将来ということから、おしゃれというわけではないけれど、チョッと特徴を持った場所を逃げ回っています。
最初に逃げ込むのが東上野コリアンタウン。
都内のコリアンタウンとしては最古の歴史を誇るとなっていますが、コリアンタウンとして売り出したのは、実は最近。
とはいっても、やはり歴史のなせるワザか、あの路地の雰囲気は独特のものがありますね。
それから、駅構内やそのロータリーの雑踏で徐々に追い詰められてゆくという、一番緊迫した追跡劇のシーンが撮影されたのが品川駅の港南口。
都内での駅前の再開発としては、今一番新しい駅なだけに、まさに『近未来』という雰囲気をかもし出してくれています。
そして、一番近未来感を出してくれていたのが、ラストの謎解きが行われる水上研究所でのシーン。
この撮影は、錦糸町にあるRyudukiというダイニングレストラン。
コンセプトが『リゾートホテル』というだけあって、まさに異空間といった面持ちですね。
だだ、この作品で一番ロケ地として行ってみたいのは、やはりラストシーン、二宮和也パトカーに乗る前に、豊川悦司と歩いた橋ではないでしょうか。
ココは、新木場にある『東千石橋』という橋。
海の向こうには東京ゲートブリッジも見えるという素敵なロケーションなのですが、ロケ地めぐり点でいえば、大きな欠点のあるところ。
実は、近くの倉庫などに荷物を運ぶトラックの駐車スペースになっているため、映画のような開けた雰囲気を味わうには、運を天にまかせないとダメなこと。
トラックが移動しそうだと、じっと待つこと15分。
やっと撮れたのがこの写真ですから…。
そうそう蛇足ですが、この写真を撮った前日に、TBSで放送している『S -最後の警官』の撮影が行われていたそうです。
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