地元の人にとっては定番スポット ショッピングセンターでの大規模ロケはある面『ご当地映画』? 映画『DOG×POLICE 純白の絆』 [映画ロケ地紹介]
監督 七高剛
脚本 大石哲也
出演 市原隼人 戸田恵梨香
同じ警視庁内にありながら、警察犬ほど注目されない警備犬。
そんな警備犬担当部署に転属させられた熱血新人警察官と警備犬との成長物語。
爆破事件が、すべて『大型商業施設』で起こるという設定のため、大掛かりなロケが敢行され話題となった本作。
最初に爆発が起きるショッピングセンターのロケ地は、広島市の『基町クレド・パセーラ』。
最近では、爆発や火災のシーンはCGで処理することが多いのですが、このシーンでは、オープンセットを使っての、CG無しの爆破シーンが撮影されたそうで、確かに迫力が違います。
次に爆破が起こるショッピングセンターは滋賀県彦根市の『ビバシティ彦根』。
こちらは、巨大な吹き抜けのある『センタープラザ』にセットが作られ、店内を警備犬が爆弾を探し回るという、やはり大掛かりなロケとなりました。
そして、ラストの爆破は、神戸市の『神戸ポートアイランドホール』。
こちらも、多くの人でにぎわう巨大商業施設の雰囲気がよく出ていましたが、それもそのはず。
この日の撮影、お隣の『神戸ワールド記念ホール』で浜田省吾のコンサートが開催されていたそうで、引きの画になっても、はるかかなたまで人並みが続いていたはそのためだったんですね。
大型商業施設での大規模ロケを3つも敢行するという、なかなかに気合の入った作品ですが、実は小さなところにさりげない遊びがあるのも発見しました。
情報分析を担当する西村役のカンニング竹山のパソコンの横に、さりげなくパトレイバーのフィギュアが。
1/24スケール程度だと思いますが、『機動警察パトレイバー』といえば、警視庁内でも疎外されている『特車二課』が舞台のアニメ。
まさに警備犬と同じ境遇にあるパトレイバーを飾っているという、なんとも気の利いた演出ですね。
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