市街地でのこれだけのアクション。まさにワイルドです。映画『ワイルド7』 [映画ロケ地紹介]
監督 羽住英一郎
脚本 深沢正樹
出演 瑛太 椎名桔平 丸山隆平 阿部力 宇梶剛士 平山祐介 松本実 要潤 本仮屋ユイカ 深田恭子 中井貴一
昭和40年代に大ヒットした望月三起也作の漫画を、羽住英一郎監督が映画化。
悪を悪で退治するというアクション映画ですから、市街地での派手なアクションを撮影する必要がでてきます。
そうとなると、羽住英一郎監督ということを考えても、ロケ地はフィルムコミッションの雄北九州フィルムコミッションのお膝元北九州市しかありませ。
のっけから、橋の上をトレーラーで走りながらのワイルドセブンの登場シーンですが、ここは北九州空港連絡橋での撮影。
銀行強盗が立て籠るシーンも、旧戸畑市役所前とまさに街のど真ん中ですし、その強盗を追い詰めての銃撃戦も、北九州都市高速で撮影されています。
そして、巨大ターミナル駅での緊迫したシーンの撮影は、なんとJRA小倉競馬場での撮影。
小倉競馬場と言えば、G1レースも開催されるほどの競馬場ですが、そこを見事に巨大駅に変身させています。
市街地を封鎖したり建設途中の道路で撮影したりと、羽住英一郎監督はやりたい放題ですが、以前インタビューで「不可能に思えるような撮影シーンでも、”北九州市なら撮れるかも”」と言っていたそうで、だからここまでやってしまうんですね。
ターミナル駅の撮影には、他にもイベントホールとして有名な『アジア太平洋インポートマート(AIM)』も使われていますが、ラストの銃撃戦だけは、大分県のiichikoグランシアタ が使われています。
さすがに一極収集を考慮したのでしょうかね。
ちなみに、AIMのあった場所には、30年前までは筆者の通う小学校が建っていました。
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