歴史の映画は、名所旧跡巡りがオススメ 映画『のぼうの城』 [映画ロケ地紹介]
監督 犬童一心 樋口真嗣
脚本 和田竜
出演 野村萬斎 榮倉奈々 成宮寛貴 山口智充
和田竜氏の歴史小説を映画化。
犬童一心と樋口真嗣の共同監督で、脚本は原作者の和田竜氏本人が書いています。
たっだ500人で、2万を超える石田三成軍と戦った成田氏の居城『忍城(おしじょう)』での攻防を描いたこの作品。
戦国時代の『水攻め』と言う特殊な戦を描いているだけに、撮影には広大なロケ地が必要になることがわかります。
広大なロケ地ということになれば、やはり選ばれるのは北海道。
苫小牧にある『勇払原野』という広大な湿地帯でロケが行われたそうですが、このロケに使用された土地の広さは、なんと東京ドーム20個分。
これだけ広いと、ロケ地をめぐるのもひと苦労かと思いきや、残念なことに、ここは原生林ということで、立ち入り禁止地区がほとんど。ロケ地を見に行くことはできません。
ただ、歴史物の作品のロケ地巡りは、実際の遺跡や跡地をめぐる方が、その時代を実感できたりしますから、この『のぼうの城』の場合ならば、実際の忍城があった埼玉県行田市に行くのが一番。
忍城は、現在博物館として復元されているそうですし、映画で石田軍が陣を構えているシーンは、同市の丸墓山古墳で撮影されたそうです。
また、忍城址は外堀址を利用した『水城公園』になっていて、水攻めの時に三成が造った“石田堤”が、現在でも残っているそうです。
名所・旧跡『忍城』 行田市
コメント 0