皆さんご存知ですか?この怪しげなところもヨコハマなんですよ 『インスタント沼』 [映画ロケ地紹介]
監督 三木聡
出演 麻生久美子 風間杜夫 加瀬亮
生真面目な雑誌編集者の主人公が、ふと知った自分の出生の秘密を探るため、怪しげな骨董店を営む自分の父という人物の元へ向かうという、なんとも変てこなヒューマンコメディー。
やはりこの映画一番のロケ場所は、舞台となる骨董店。
ここは、横浜の京浜急行本線『黄金町駅』の近くで、店の前を流れる川は大岡川。
横浜は、みなとみらいに象徴されるおしゃれなイメージ以外に、ある種、歌舞伎町より猥雑な面も持っていて、1970年~80年代の刑事ドラマでは、意外と犯人が潜伏している場所として描かれたりもしていました。
そんな猥雑な横浜を象徴するのがこの界隈で、怪しげな骨董屋があるにはドンピシャな街。
そうそう、あぶ刑事でも、黄金町に犯人を捜しに来ていましたね。
主人公のマンションもこの近くで撮影されており、実際はマンションではなく、屋上に大きな看板がかかっていることから、会社のビルのようです。
そして印象的なのが『ファラオの自動販売機』(?)。
これが設置されていた場所は、飲み屋街として『超』有名な都橋商店街。
他のロケ地からも歩いていける距離ですが、もし行くのならぜひ夕方に。
自販機跡を確認したら、陽が暮れてくるのを待ちましょう。
まさに昭和感満載の飲み屋街(商店街)を見ることができます。
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